諸事情でキャンプ３日目のご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。

早くもキャンプ３日目となり朝から各教室で何度もリハーサルが行われました。時間を決めて講堂の舞台上では本番を想定して声量・立ち位置・スライド操作のタイミングなどが念入りに確認されました。そして昼前からいよいよ本番です。台風の影響もあり、あいにくの天候ではございましたが、多くの保護者の皆様にご来校いただき誠にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。発表は各グループ６分以内で行われ、各生徒は自分の担当箇所は原稿を見ないで発表することが求められます。

英語に限らず様々な教科で発表活動が取り入れられていることもあり、生徒諸君の発表が年を追うごとに向上していることを痛感します。スライドに書かれていることをただ読み上げるのでなく、ニュース番組やクイズ番組仕立てにして一部聴衆参加型にしたりと聞き手を飽きさせない工夫が随所に見られました。中でも秀逸だったのが夏目漱石について発表したグループで、各生徒が漱石自身や小説の主人公の猫を象徴する口ひげや猫耳を付けて登場し、各人が小説家・主人公に成り切って発表しており聞く側も引き込まれました。トップ画面にある通り、このグループが見事１位を獲得しました。

３日間という短い時間で同学年とは言うもののほぼ面識のない人もいる中で、協働
プロジェクトに取り組むことの難しさと同時に、達成できた時の喜びも体感できたのではないでしょうか。語学面以外にも様々な収穫を体感できたと感じていただけたらこんなに嬉しいことはありません。（グローバル教育部）

アジア系レストランについてリサーチしたグループです。フィールドワークでは取材をお願いしても多くの店から何度も断られて一店だけ御協力いただけたそうです。

高田馬場・早稲田と演劇についてリサーチしたグループです。ガイドと旅行者という想定で演劇博物館や地元の名画座の紹介が行われました。博物館内を歩いているかのような演出で場面転換がよく工夫されていました。

最後に講師の先生方からお一人ずつコメントを頂戴しました。

先生方には内緒で各グループの生徒諸君が英語で書いたメッセージカードを手渡している場面です。